《洗濯物を干す時間の既成概念》
今は共働きのご家庭が増えているので私のような思いをする方は少ないと思います。
私が結婚した頃は隣り近所の殆どが専業主婦。
朝洗濯をしベランダに洗濯物を干されます。
双極性障害になる前はそれが当たり前だと私も思っていました。
しかし病を得てからそれがとても辛いことになりました。
その頃はまだ若かったので勢いがあり、5時半に起き息子のお弁当を作り、夫と息子に朝食を食べさせて2人が出かけていくとホッとしました。
そこで洗濯物を干すか、ベットで眠るか二者選択です。
心は寝たいと思っていますがご近所の目が気になるのです。
その洗濯物を早朝に干さなければならないという
既成概念から抜け出すのに随分とかかりました。
伯父が「他人は他人」という言葉を私の父よくに言っていたのを思い出したのです。
そうなんだ洗濯物を干す時間なんて誰も決めていないんだ と考えることができるようになり、私はやっと洗濯物の既成概念から逃れられたのです。
その後生活の中の既成概念のからはいとも簡単に抜けられるようになりました。
既成概念から抜け出ることで自分自身にストレスを与えないことも双極性障害など精神障害者にとって良いことのようです。
このことは訪問看護さんからも聞きました。