病婦のdiary

気づいた時に、できる時に

② 精神科 入院時の出来事

最初の診察で「入院」と言われたにもかかわらず、ベッドが空いてないからと数ヶ月待たされました。

その頃の私は多分顔色も悪く、表情もなく、何よりイライラが酷く落ち着かないので部屋をグルグル回っていました。

通院はしていましたが、その時の薬は全く効きませんでした。

やっと10月に入り入院した時ホッとしたことを覚えています。

息子が中学生になったところでしたのでそのことだけは心配でした。

夫は22時過ぎないと帰宅しませんし………

①にも書きましたように入院して直ぐに処方された薬は多分私には強すぎたんだと思います。

強い副作用で辛い思いをしました。

後で部屋の方から「全くしゃべろらないし、副作用で苦しむしで驚いたのよ」と言われました。

次に処方された薬が少しづつ効いて、洗濯室で洗濯だけは自分でするのですがそれも少しずつ楽になって来た頃 お正月 になりました。

帰宅を許されたので帰宅しましたがまだ顔は能面のように表情が硬かったと思います。

お正月が過ぎ病院に戻り主治医と対話しながら徐々に回復していくのがわかりました。

 

1月の末から帰宅練習が始まりました。

週一回一泊か二泊家に帰り退院の予備練習になるのでしょうか?

 

夫がサラリーマンでしたので土曜日に迎えに来てもらい一泊して日曜日に病院に帰るというのを何回か繰り返していました。

 

失敗してしまったのです!だいぶ良くなっていた頃でした。

帰宅したらソファの上に一週間分の洗濯物がほってあったので何気なしにその洗濯物をたたみました。

翌日、朝食が食べられなくて急遽病院に戻りました。 (この前書いた整理整頓は脳を疲れさせるです)  

これで退院が半月伸びました。

 

病院に帰り塞ぎ込んでた私にひとりの看護師さんが話を聞いて下さり「直ぐに病院に帰ってきたことは正解だ」と褒めて慰めて下さいました。

 

その頃になると同部屋以外の方ともコミュニケーションが取れるようになっていました。

 

入院している多くの人は起床時6時30分は辛いのに消灯の21時頃は元気なのです、勿論 私も。

だから睡眠薬を飲んで強制的に眠ることになります。

「元気になった時に寝ることになる」と文句を言っていました。

 

1月の寒い中体力を回復させるため病院の建物を回る散歩道がありお天気の良い日は歩きました。

2月に入り退院することになりはじめて病院の美容院にはじめて行き髪の毛を整えました。

 

退院してからも通院時にその美容院に通っていました。

 

簡単に入院から退院まで書いてみました。