平和憲法とアメリカの孤立主義
何年前だったか忘れましたが Twitter で 日本の平和憲法は世界一素晴らしい憲法だ。この平和憲法を世界に広めよう という意味合いのツイートが書かれていました。
その当時の東アジアは静かでしたし、私まだ何も知らなかったし、考えることもしていませんでした。
だから日本の平和憲法ってそんなに素晴らしい憲法なのかと軽く考えだだけでした。
今では分かります。
その考え方が自己満足でお花畑な考え方だと。
悲しいかな世界はその国の経済力だけでなく軍事力をも見ているということを。
一応、自衛隊もある程度の実力がある事を世界は理解しているようですが
本当は米軍基地があっての日本です。
米軍が撤退するときがきたらどうなるのだろうと心配になります。
トランプのアメリカンファーストは、大統領が変わっても変わらないのではないか
と思えるふしがあるからです。
環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱(2017年1月23日)に始まり、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」離脱(同年6月1日)、対キューバ渡航・通商規制の強化(同年6月16日)、「イラン核合意」離脱(2018年5月9日)、史上初の米朝首脳会談開催(2018年6月12日)、米露中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱(2019年2月2日)……。
これらの政策の根底にあるのは、アメリカは伝統的に一国だけで政治も経済も運営でき、他国からの干渉も受けず、侵略される危険もなく、安全で豊かな生活が保証されるという自信にほかならない。
アメリカが、地理的にも歴史的にも世界に類を見ない恵まれた特殊な環境にあることについては、いみじくも稀代の戦略家ヘンリー・キッシンジャー元国務長官がかつて筆者にもこう語ってくれたことがある。
「誕生日(建国日)を特定でき、移民国家であり、東西(太平洋と大西洋)および南北(メキシコとカナダ)に外的脅威が存在せず、建国以来、曲がりなりにも統一国家として存続してきた。しかも国民を養うための経済活動も外国貿易に依存することなく、豊かな国内資源の活用と消費で十分事足りた。こんな国は世界のどこにも存在しない……」
しかしそのアメリカも
米・イラン間の緊張激化
一方、孤立主義外交の矛盾が端的に露呈したのが、米・イラン間の緊張激化だ。
国務、国防総省当局者は19日、イランとの関係悪化にともなうホルムズ海峡の安全確保を目的とする「有志連合」の結成に向け、日本など関係各国の外交団をワシントンに招集、米側の方針を説明するとともに、協力と結束を求めた。
ロイター通信が18日、米政府当局者の話として報じたところによると、今回の「有志連合」結成の本当の狙いは、米・イラン間の関係悪化の余波でホルムズ海峡を航行する西側各国のタンカーに対するイラン側の挑発行為がエスカレートし、その結果として両国間の戦争の危険が高まることを極力回避することにあるという。
もしそうだとすれば、ポンペオ国務長官、ボルトン大統領補佐官ら“好戦派”とされる米政府内の強硬意見とは対照的に、戦争に踏み切ること自体に消極的なトランプ大統領の強い意向が反映されていることを意味する。
それでも、ドイツ、フランスなどの諸国は、同海峡を行き来する自国タンカーの護衛自体についても、かえってイラン側を刺激しかねないとして、きわめて消極的態度を示しているという。
⬆︎ やはり軍事力があるドイツやフランスなどは堂々と発言しますね!