世界で地域紛争がない時期は無かったかもしれませんが、地球的に75年間続いた平和の時期はこれで終わりになるのでしょうか? 中東で始まるなら一番恐ろしい宗教戦争になりそうな気がして……
⬆︎に日本語字幕付きの動画があります。
香港のデモの写真でも思ったのですが、集まってくる人の数が半端ないです。
何故日本ではこういう事が起こらないのだろうかいつも考えます。
放送された映像では、司令官の遺影を手にしながら泣く人たちの姿があった。「アメリカに死を!」という合言葉も繰り返し唱えられていた。
ソレイマニ前司令官の後任として、コッズ部隊の新司令官になったエスマイル・ガーニ将軍が、ソレイマニ氏の棺にすがって泣く姿もあった。
BBCのリーズ・ドゥセット国際報道主任特派員は、昨年末には反政府デモと激しい取り締まりが起きた地域でも、ソレイマニ司令官への弔意によって市民が団結していると指摘している。
一方で、すべてのイラン人がソレイマニ氏の死を嘆いているわけではないと、BBCのジェレミー・ボウエン中東編集長は言う。
ソレイマニ将軍は強硬派で、2019年末に国内各地で起きた反政府デモで多くの市民を殺害した政権の中枢にいた。また、アメリカの経済制裁が国民生活を圧迫するなか、レバノン、イエメン、イラクとシリアで親イラン派を支援し、現地の民兵組織の強化に莫大な国家予算をつぎ込んだ張本人だと反発する国民もいると、ボウエン記者は指摘している。
イランはアメリカに「厳しい復讐」を誓っており、5日には2015年にアメリカなど国際社会と結んだ核合意に伴うウラン濃縮について、今後は制限を順守しないと宣言した。
コッズ部隊のガーニ新司令官は、アメリカを中東地域から追放すると宣言している。
ソレイマニ将軍の娘のザイナブさんは、アメリカは「暗黒の日」をいずれ迎えると警告した。「狂ったトランプ、私の父が殉教したからといって何もかも終わったなどと思わないように」と述べた。
ソレイマニ将軍の遺体はこの後、イスラム教シーア派の聖地コムに移動する。そこであらためて儀式が行われた後、7日に故郷ケルマンで埋葬される。
ソレイマニ将軍はイラクの首都バグダッドで殺害された。イラク議会は5日、法的拘束力はないものの、170対0で駐留米軍に国外退去を求める決議を可決した。イラクには現在、過激派勢力「イスラム国(IS)」と戦う国際有志連合に参加する形で、約5000人の米兵が駐留している。
また、イランを支持するレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラは5日、米軍の基地から軍艦や部隊に至るまで、あらゆるものが報復攻撃の対象だと警告した。