病婦のdiary

気づいた時に、できる時に

香港

天安門 タンク男

 

30年前の天安門事件で北京の学生たちを民主化運動に突き動かしたのが自由への希求だとすると、香港のデモの根底にあるのは自由を失う危機感だ。 さらに香港では“香港ナショナリズム”ともいうべきアイデンティティーの覚醒がある。「香港人頑張れ」のかけ声は熱を帯びている。

 

 共産党のお膝元で起きた天安門事件と比べて、桁違いの外国人の目が注がれる香港で中国当局が武力介入に踏み切るハードルは極めて高い。 デモ隊内にも楽観論が広がる。だが中国メディアが「動乱」との言葉を使い始めたことは、30年前の状況と符合しており不気味だ。(西見由章)

 

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